今回、Twitterの機能の一つ「ブロック機能」がなくなるのではないか と話題になっています。Twitter社CEO(現在はX社と合併)に就任したイーロン・マスク氏は、ツイートを通して様々なことを発信しており、その中でTwitterの今後についても言及することもあります。今回はツイートを確認して、内容を検証していきます。
目次
①イーロン・マスク氏の発言から読み取れること
②イーロン・マスク氏がTwitterのCEOとなってから、変更された点
③実際にブロック機能がなくなるの?
まとめ
①イーロン・マスク氏の発言から読み取れること
事の発端は、Twitter社CEO イーロン・マスク氏のツイートでした。下記はツイートの意訳です。
(Twitterで受け取った否定的な意見は、独りよがりな失敗を減らすのに最適です。そのため、私のブロックリストを削除しました。あなたのブロック削除を検討する価値があります。起こりうる最悪の事態は何ですか?)
と連続的に送信しています。文脈からは以下のように考えていると読み取れます。
意見を聴くことができなくなることではないですか?
このような話になるのかなと思います。
マスク氏の意見もわからなくもないですが、一つ言わせてもらうなら、「マスク氏が考えているほど、Twitter使用者は良識あるわけではなく、ただ粗探しをして、頭ごなしに否定したがるユーザーが一定数いる」という認識が薄いのかなと思います。
ブロック機能というよりは、ブロックリストを同じように削除してみては?という投げかけだったのかな というのが運営者の見解です。
②イーロン・マスク氏がTwitterのCEOとなってからの変更点
イーロン・マスク氏がCEOに就任したのは、ツイッターの買収が完了した2022年10月27日付けです。
イーロン・マスク氏がTwitterのCEOとなってから、変更された点を確認していきましょう。
A.認証バッジを有料プラン(8ドル/月、サブスク)へ変更、支払いがなければ90日でバッジが消滅
- サブスク未加入アカウントにおいては認証バッジを剥奪(2023年4月1日時点)
- 認証バッジの種類は4つ(従来の認証済個人アカウント、サブスク認証個人アカウントは青、公式認証組織アカウントは金、政府機関・国際機関アカウントは灰色)
- 公式への認証リクエスト廃止
- 認証アカウントのみおすすめに表示
この8ドルになる前、試行予定段階では20ドルという金額でしたが、作家 スティーブン・キング氏が下のようにツイートしました(意訳)。
私の認証マークを保つために月額20ドル?ふざけるな、彼らが私に支払うべきです。実現されれば、私はさっさとやめます。
このように怒りをあらわにしたこともあり、現価格に落ち着きました。
また、マスク氏はVINE(ループ動画ポータル)を2023年内に復活させると息巻いている様子です。
③実際にブロック機能がなくなるの?
実際にブロック機能がなくなるのか、は続報を待つしかないかなと思います。
マスク氏のその後のツイートは、打ち上げ前のロケット「スターシップ」についてばかりです。
このロケットはマスク氏がもともと創始者として立ち上げた「Space X」のもので、年単位で試行錯誤してきたものですので、この打ち上げ一連の流れがある程度落ち着かない限りは続報は見込めないかなと思います。
まとめ
今回、Twitterの機能の一つ「ブロック機能」がなくなるのではないか と話題になっていますが、
否定的な意見を受け入れることは、自分勝手なミスを減らす最適な手段であるため、私はブロックリストを削除しました。あなたのブロックリストも削除を検討してみる価値があります。 という投げかけだったのではないか と考えられます。
いずれブロック機能がなくなったり、有料プランになるかもしれませんが、今後については、少なくともロケット「スターシップ」の打ち上げについて一連の流れが終わってからとなりそうです。