青森津軽半島の観光は車なし可?アクセスは青森駅、五所川原駅から?

旅(旅行)

青森県の津軽半島は、車なしでも観光できるのでしょうか。

新青森駅は津軽半島の付け根、青森市に位置しています。

しかし、そこから北側にいくには?

どうしても車での観光をイメージしてしまいますよね。

私事ですが、車なしで津軽半島の観光をしてきましたので、スポット紹介として紹介させていただきます。

(2020年、2022年の情報となります、ご了承ください)

津軽半島の観光で、セットで回りたいスポット

津軽半島へのアクセスは

車なし→①JR津軽線 蟹田駅から代行バス・わんタク※

②JR五能線 五所川原駅から津軽鉄道 津軽中里駅から愛乗タクシー※

新幹線 奥津軽いまべつ駅下車

北上ならわんタク※

南下なら愛乗タクシー※

・ 車 →東北自動車道 浪岡ICまたは青森ICから国道339号線

となります。

※蟹田駅から三厩駅までの津軽線は2022年夏に大雨が降ったことにより、代行バス、わんタクでのアクセスとなっています。

参考 津軽線代行バス・わんタクについて

参考 愛乗タクシーについて

Ⅰ-A.津軽半島(蟹田駅経由)

ⅠーAのアクセスについては一番下の「出発地ごとの観光の仕方」をご参照ください。

青函トンネル記念館

 

青函トンネル記念館は、構想42年を経て1988年3月に開通した青函トンネルの歴史、構造、使用された道具等を見ることができます。

またケーブルカー「青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号」に乗って、海面下140mの体験坑道まで7分かけて降りて歩くというツアー体験もできます(約40分程度)。

体験坑道内のフェンス向こう側には、青函トンネルがあり、新幹線や貨物列車が通る際の音を聴くこともできます。

HP   :青函トンネル記念館 (seikan-tunnel-museum.jp)

営業時間 :8時40分~17時(もぐら号の1便は9時)

クラウドファンディング:青函トンネル見学に必要な「竜飛斜坑線もぐら号」の運行継続にご支援を(青函トンネル記念館 2023/02/01 公開) – クラウドファンディング READYFOR

竜飛崎

津軽海峡冬景色であまりにも有名となった竜飛埼(歌では竜飛岬ですが)。

二枚目の赤いボタンを押すと、津軽海峡冬景色の2番「ごらんあれが竜飛岬~」と流れ始めます。

歌では青函連絡船から見上げた光景を歌っておりますね。

また肖像権の関係上写真を載せることは控えますが、「龍飛の母さん」という方がいろんなものを売ってくださいます。

管理人が竜飛埼を訪れた日はきれいに晴れていましたが、とても風が強いです。

龍飛の母さん曰く、こんな晴れていることは珍しい とのことなので、晴れているとといいことあるかもです。

管理人が行ったときには、北海道の渡島半島を望むことができました。

竜飛埼灯台

龍飛埼から少し歩くと、竜飛埼灯台と階段国道があります。

一旦階段国道を通り過ぎ、竜飛埼灯台を紹介します。

灯台自体は特筆すべきものではないのですが、近くに売店があります。

ここでホタテやイカを食べることができますので、苦手でなければぜひ食べてみてください。

階段国道

 

すこし戻って階段国道です。

この階段国道は日本で唯一のものですが、なぜ国道となったのかは判明していません。

段数は362段もありますので、おり切って龍飛漁港からわんタクやバスに乗る想定で、竜飛崎からのアクセスをお勧めします。

間には休憩用のベンチがあったりもします。

この写真は10月下旬のものですが、6月ごろにはアジサイが咲き誇るようです。

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Ⅰ-B.津軽半島(五所川原駅経由)

五所川原駅は弘前駅から川部駅で奥羽本線と分岐しているJR五能線に位置する駅で、五所川原市の中心駅です。

 

この駅から 隣接する「津軽五所川原駅」から津軽鉄道で北上するか、弘南バスにて北上することになります。

 

高山稲荷神社

五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様として日本庭園を含めて鎮座している高山稲荷神社

千本鳥居は写真をご覧いただけますとわかりますが、圧巻ですよね。

HP   :高山稲荷神社 (takayamainari.jp)

営業時間 :9時~17時(参拝)

アクセス JR五所川原駅から弘南バス 小泊線 高山神社入口下車(45分程)、タクシーで5分

五所川原~市浦庁舎線は土日祝休便がありますので、時刻表をご確認の上ご訪問ください。

バス停からの距離は4キロ強ありますので、タクシーを使うことを推奨します。

十三湖

 

十三湖は津軽半島西部に位置する汽水湖で、13の河川が流れ込むためその名がつけられました。

しじみが有名で下記のしじみ料理店が存在しています。

十三湖東岸(最寄り:今泉北口、小泊線で1時間程度)に、

はくちょう亭 奈良屋 「中泊メバルの刺身と煮付け膳」 (nakadomarimebaru.com)

西岸(最寄り:十三、市浦庁舎線で1時間15分程度)に

十三湖名物しじみラーメン和歌山  (sizimi-ramen.com)

オオワシや、オオセッカ等が飛来する、バードウォッチングの聖地としても知られています。

アクセス:JR五所川原駅から弘南バスにて、東西双方にアクセスできます。

西側へは 弘南バス市浦庁舎線 十三南口下車(1時間程)五所川原~市浦庁舎線

東側へのアクセスは弘南バス  五所川原~小泊線(中里・市浦庁舎経由) となります。

津軽半島の根元、五所川原市で回りたいスポット

Ⅱ-A.津軽半島(五所川原駅周辺)

この五所川原市街地にも面白いスポットがあるので、こちらも併せて紹介します。

下に挙げる3スポットはこのような周遊券でまとめて回ることができます。

立佞武多の館

高さ約23m、重さ約19tという人形灯籠 立佞武多が有名な五所川原市。

毎年1体ずつ作成され、この立佞武多の館に保管されています。

8月4日~8日の祭りになると、立佞武多の館の外壁を開けて、立佞武多が出陣していきます。

中まで赤いリンゴソフトも売っています、すっぱくておいしいですよ。

HP   :立佞武多の館

営業時間 :9時~17時(2023年現在、展望ラウンジは14時半、カフェは16時半まで)

アクセス:JR五所川原駅から徒歩5分

吉幾三コレクションミュージアム

五所川原市はシンガーソングライター 吉幾三さんの出身地であり、この吉幾三コレクションミュージアムでは吉さんが着用した衣装を着てステージで歌うことができます

また、食べ物もしっかり用意されているようです。(管理人は食べることができませんでした)

HP   :吉幾三コレクションミュージアム (ikuzo-cm.jp)

営業時間 :9時30分~17時

アクセス:JR五所川原駅から徒歩5分

太宰治「思ひ出」の蔵

太宰治が慕っていた叔母は横の家(現在の津島医院)に住んでいました。

しかしながら火事で家が消失してしまい、この蔵で暮らしたことがあったそうです。

一度は区画整理により解体されましたが、当時の建築材料で再建されています。

太宰の資料を見ることができます。

HP   :太宰治「思ひ出」の蔵 – 太宰ミュージアム (dazai.or.jp)

営業時間 :10時~17時

アクセス:JR五所川原駅から徒歩3分

Ⅱ-B.津軽半島(津軽鉄道沿線)

五所川原駅は、津軽半島中央部を縦貫する日本最北の私鉄 津軽鉄道と接続しています。

このわんこのキャラクターは津軽鉄道のマスコットつてっちー」です。

Twitterをやっているので、ぜひフォローしてあげてください

(1) つてっちー【津軽鉄道公式】(@tsutetchi)さん / Twitter

津軽鉄道の社長さんはアイデアマンで、こんなユニークな列車を走らせ、こんなユニークなグッズを売っていたりします。

写真のストーブ列車は12月1日の1便でしたので、各種メディアが乗客へインタビューされていました。

ストーブ列車は12月1日~3月31日

管理人も思わず するめや石炭クッキーを買ってしまいましたが、とても満足できました。


するめはストーブで焼いてかつ切ってくれますし、石炭クッキーは適度なほろほろ具合です。

Apple Light「ぽん」と叩くだけで光ってくれる かわいいりんごです。

そんな津軽鉄道沿線にも、観光スポットがありますので紹介していきます。

慎吾列車(嘉瀬駅)

こちらは嘉瀬駅、車両内部からの写真なので、きれいに映っておらずすいません。

1997年に香取慎吾さんがテレビ番組の企画で塗った電車で、2017年に香取さんが再度この車両を塗るためにこの車両のもとを訪れて再度塗りました。

1997年に塗られた後も3年間、津軽鉄道の車両として運行されていました。

津軽半島観光アテンダントの方が、香取さんサイドへ8年ラブコールを送って再度の車両塗りが実現したそうです。

この列車を模した「慎吾列車ねぷた」が時たま運行されるほどで、かなり地元に根付いた名物です。

ちなみに先の吉幾三さんの正確な出身は嘉瀬村ですので、この周辺と思われます。

アクセス:津軽鉄道 津軽五所川原駅から20分程度 嘉瀬駅構内

ぽっぽ家(金木駅)

嘉瀬駅の次に位置するのが、中心駅の金木駅です。

この金木駅の2階は「ぽっぽ家」という食堂があり、しじみラーメンやリンゴ餃子、若生こんぶおにぎりといった、なかなか食べることができないメニューを揃えています。

どうやらぽっぽ家は移転したようですので、そちらの地図を貼っておきます。

HP   :ありません(食べログ等に記載はあります)

営業時間 :10時~19時

アクセス:津軽鉄道 津軽五所川原駅から25分程度 金木駅から徒歩5分程度

太宰治記念館「斜陽館」(金木駅)

太宰治はこの金木の出身で、太宰が生を受けた家を「斜陽館」として展示しています。

金木で一番の豪邸であったこの家は、国の重要文化財建造物に指定されています。

ビデオ作品の展示もされており、ここでしか体験できない太宰の世界が広がっています。

HP   :太宰治記念館「斜陽館」 – 太宰ミュージアム (dazai.or.jp)

営業時間 :8時30分~18時

アクセス:津軽鉄道 津軽五所川原駅から25分程度 金木駅から徒歩7分程度

芦野公園(芦野公園駅)

東北の駅100選にも選ばれている芦野公園駅は、太宰の小説「津軽」にも登場します。

桜まつり期間が4月下旬 – 5月上旬に行われており、この期間は写真のように桜のトンネルができます。

公園内には太宰の文学碑、銅像もあります。

また、昭和50年まで使用されていた旧駅舎は「喫茶 駅舎」として再利用されています。

HP   :赤い屋根の駅舎 (wandono-ekisya.com)

営業時間 :10時~17時(ラストオーダー16時30分)、水休

アクセス:津軽鉄道 津軽五所川原駅から30分程度 芦野公園駅から徒歩2分程度

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出発地ごとの観光の仕方

青森市内に前泊(早朝6時から観光する場合)

津軽半島 竜飛埼周辺のスポットにおいては三厩駅から町内バスに乗るのが、一番早いアクセス方法です。(2023年現在)

(新青森0603ー(奥羽本線)ー0609)青森駅0616ー(津軽線)ー0658蟹田駅0707ー(津軽線代行バス)ー0802三厩駅0810ー(三厩地区バス)ー0840青函トンネル記念館

わんタクは便利ですが、定時便1便が蟹田を9時出発、竜飛埼への到着は11時過ぎのため、津軽半島で一日過ごす覚悟が必要になります。

参考 津軽線代行バス・わんタクについて

わんタク定時便時刻表

※奥津軽いまべつ駅と津軽二股駅はほぼ同じ場所です。

参考 愛乗タクシーについて

各地から新青森駅を経由して、観光する場合

新幹線での移動は、乗る便によってかかる時間が変わりますが、ここでは早朝に出発して最速で新青森駅、奥津軽いまべつ駅、五所川原駅へ到達するという前提にします。

以下、東北新幹線主要駅からの到着時間です(2023年現在)。

新青森駅 奥津軽いまべつ駅 五所川原駅 五所川原までのアクセス
青森・新青森駅 0647 0731 青森から奥羽本線川部駅 乗換 五能線
八戸駅・盛岡駅 0754 0811 0923 新青森駅から弘南バス
仙台駅 0902 1007 1048 新青森駅から弘南バス
郡山駅・宇都宮駅

大宮駅・東京駅

0949 1007 1105 新青森から奥羽本線川部駅 乗換 五能線

※八戸駅からは青い森鉄道 始発で青森駅を経由して、新青森へは0728に到着できます。

まとめ

青森 津軽半島は車なしでも観光可です。

津軽半島の根元 青森駅からのアクセスは津軽線と代行バスならびにわんタクで、

五所川原駅からでは弘南バスまたは津軽鉄道で北上となります。

津軽の根元 五所川原市にも観光スポットがたくさんで、周遊券でまとめて回ることもおすすめです。

新幹線でのアクセスから考えると、青森市内や盛岡で前泊しているとスムーズに観光ができそうですね。

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