観光バス ぐるりんしもきた号とは?前泊に便利なホテルは?

旅(旅行)

観光バス ぐるりんしもきた号とは?

ひとことで言うと、下北半島の観光においてとても便利な観光バスです。

正直な話、青森県の下北半島は、車なしで観光すると大変です。

(できなくはないですが、下北交通のバス時間に縛られた観光となります。)

ぐるりんしもきた号に乗りたくなるような紹介して、下北半島を観光してもらえたらと思います。

2017年、2021年の情報となります、ご了承ください)

最寄となる新幹線駅七戸十和田駅、八戸駅で青森県東部 下北半島の根元に位置しています。

ぐるりんしもきた号が寄るスポットとは?

ぐるりんしもきた号は、下北半島の観光をかなり効率よく回ることができる観光バスツアーです。

予約期限: 出発日の7日前まで(全予約制)定員:15名

基本料金: 12歳以上 16,500円 12歳未満15,000円

こちらは乗車位置、下車位置によって割引があったりします。

・大間崎

・仏ヶ浦(遊覧船乗船、ツアー料金込み)

・恐山

・菜の花畑(5月)or尻屋崎(6~10月)

HP:観光ルートバス【ぐるりんしもきた号】予約状況 | 最新情報 | しもきたTABIあしすと 

それではこれらのスポットを一つずつ紹介していきます。

(ぐるりんしもきた号を使用しない場合のアクセスも記載しております。)

大間崎

本州最北端 大間崎は、北海道渡島半島の汐首岬から17.5Kmです。

下北半島の北側に深い谷と那須火山帯がなければ、青函トンネルはこちらのルートだったかもしれません。

そして大間マグロが有名な場所ですので、マグロ一本釣りモニュメントがあります。

こちらは大間で実際に水揚げされた440㎏のマグロを再現しているそうで、とても大きいです。

またタコが干してありました、これも漁師町ならではかもしれません。

アクセス:大間フェリーターミナルからバス10分程 大間崎下車(3.3キロ、徒歩45分程度)むつバスターミナルから佐井線でバス1時間30分程 大間崎下車

仏ヶ浦

仏ケ浦「船で行ける極楽浄土」と称される絶景で、日本の秘境百選にも選ばれております。

長年の風雨と波により浸食されてできた白緑色の巨岩群が、約2kmにわたって連なっています。

ちなみに陸路からだと、高い崖の上から海辺まで上り下りすることになるため大変です。

乗り場となっているのは佐井村の「津軽海峡文化館アルサス」で、おみやげ屋・飲食店に特産品が売っています。

HP  仏ヶ浦の観光遊覧船|仏ヶ浦海上観光(株)【公式】 (hotokegaura.jp)営業時間時刻表・料金 – 仏ヶ浦の観光遊覧船|仏ヶ浦海上観光(株)【公式】 

アクセス:大間フェリーターミナルからバス25分程 佐井下車

むつバスターミナルから佐井線でバス2時間5分程 佐井下車


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恐山(恐山冷水含まず)

 

恐山は平安時代初期に慈覚大師が開山した霊場で、あの世とつながるといわれる場所です。

境目の場所はさきほどの「冷水」からといわれています。

まず現れるのが三途の川赤い太鼓橋で、暗闇でもわかるよう手すりに白布がまかれています。

訪れるとわかりますが、普通の場所とは違う雰囲気を感じます。

訪れる際の注意点をまとめている記事がありますので、ご確認ください。

恐山に行ってはいけない人の特徴15個!言い伝え・注意点 | Spicomi

HP   :社団法人 むつ市観光協会 青森県下北半島 霊場恐山 営業時間:6時~18時(5月~10月のみ)

アクセス下北駅から恐山線 40分程、むつバスターミナルから35分程 恐山下車

横浜町 菜の花畑

下北半島の根元 横浜町は、日本最大規模の菜の花生産地で、4月中旬~5月が見ごろです。

5月中旬の土日には菜の花フェスティバルが開催され、菜の花大迷路が作られます。

日曜日には菜の花畑を横断するマラソン大会もあり、ご家族で楽しめるイベントです。

HP   菜の花情報【2023年5月17日更新】 – 横浜町役場 (yokohama.lg.jp)

営業時間 :不明(陸奥横浜駅とのシャトルバスから考えると、9時~16時あたり)

アクセス野辺地駅 バス 野辺地線 むつバスターミナル行 50分程 大豆田から徒歩25分

※菜の花フェスティバルの2日間は陸奥横浜駅から菜の花畑までをシャトルバスで接続

また陸奥横浜駅近くには「道の駅よこはま 菜の花プラザ」があり、物産館、レストランが入っていて、オンラインショップで はちみつ や 菜種油を販売しています。

HP   施設案内 | 道の駅よこはま「菜の花プラザ」 (nanohana-plaza.com)営業時間:物産館(4月1日~10月31日 8時30分~18時、11月1日~ 3月31日 9時〜17時30分)

レストラン(4月1日~10月31日 11時~17時 、11月1日~ 3月31日 11時〜15時)LO30分前

アクセス野辺地駅からJR大湊線にて30分 JR陸奥横浜駅下車 徒歩15分程度

尻屋崎(寒立馬)

尻屋崎は灯台と 天然記念物 寒立馬のセットというイメージが強いと思います。

しかし、冬の期間はこのように 「越冬放牧地アタカ」へ移動して、越冬します。

この時は3月中旬に訪れたため、アタカで寒立馬と会ってきました。

 

普段競馬で見ているサラブレットと比較して、少しずんぐりした印象を受けます。

しかし野生の馬はこういう体型であるもので、サラブレットがスリムすぎるのです。

尻屋崎のベストシーズン馬の出産時期にあたる4〜6月あたり

親馬のそばに子馬がいる光景を見ることができます。

ちなみに夏はこんな感じのようです。

※この写真の時点では柵等はありませんが、翌22年からは寒立馬に蹴られる等の事故が発生し続けたため、寒立馬は柵に囲われて過ごしています。

HP:ホーム – 寒立馬を守る会 (kandachime.info)

アクセス:参考 東通村 予約型タクシーについて(前日15時までに予約)

令和5年3月末に尻屋線バスが廃止となり、予約型タクシーが運行されています。

ぐるりんしもきた号に乗る際の候補となるホテル

出発地はJR大湊駅(0745)で、JR下北駅隣接の「プラザホテルむつ」(0755)からむつ市内を北上していきます。

時間が早いため、むつ市(大湊、下北)以外から完乗するには出発地がかなり限られてきます。

最初から乗車 下北半島むつ市内に前泊する場合

下北半島への車なしアクセスは

・新幹線 八戸駅または七戸十和田駅下車

八戸駅 →青い森鉄道 野辺地駅乗換 JR大湊線(直通電車あり) 下北駅or大湊駅

七戸十和田駅→十鉄バス 野辺地線 野辺地駅からJR大湊線 下北駅or大湊駅

乗車位置 近隣ホテル バスアクセス(下北駅から) 乗車時間
大湊駅
ホテルフォルクローロ大湊
畑中旅館

0745
プラザホテルむつ

(下北駅)

プラザホテルむつ
下北荘
民宿鈴屋
徒歩 0755
ホテルユニサイトむつ
ホテルユニサイトむつ
ホテルニューグリーン
はねやホテル
水月ホテル
むつグリーンホテル
川野荘
民宿 むつ屋
山水旅館
パーク下北
佐井線・恐山線・むつ線:

むつ郵便局前

0805
むつ来さまい館
むつパークホテル
むら井旅館
とびない旅館
佐井線・むつ線・泊線・恐山線

むつバスターミナル・まさかりプラザ

 

0810
むつグランドホテル
むつグランドホテル斗南温泉
民宿あら屋
民宿はな椿
むつバスターミナル・まさかりプラザ から徒歩10分強 0815
下風呂温泉郷・

かねもり商店

下風呂観光ホテル三浦屋
ホテルニュー下風呂
おおぎや旅館
つる屋さつき荘
まるほん旅館
さが旅館
民宿すずき
民宿菅原
坪田旅館
むつバスターミナル経由

佐井線 下風呂温泉(55分程)

0855

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最初から乗車 青森市内、八戸駅周辺に前泊する場合

青森駅0540→0624野辺地駅八戸駅0543→0630野辺地駅

野辺地駅0634→0730下北駅、0737大湊駅 となります。

※新青森駅や八戸駅以外の八戸線の駅が最寄の場合、この時間に到着できません。

途中で乗下車する場合

ぐるりんしもきた号途中で乗下車ができます。

下北半島は南東部のむつ市下北駅、大湊駅までしか鉄道がないので、半島内の移動は下北交通バスとなります。

乗車時刻 乗下車時刻 下車時刻 バス以外の接続交通機関
下風呂温泉郷 0855 1320
津軽海峡文化館アルサス 1230
大間フェリーターミナル・大間停留所 1247・1250 1340 函館港行フェリー 1510着
恐山 1415
菜の花(5月のみ) 1620
尻屋崎 1630
陸奥横浜駅(5月のみ) 1700 1732 野辺地方面1802野辺地着

1808青森方面1858青森着、

1810八戸方面1857八戸着

プラザホテルむつ

(JR下北駅)

1800 1817八戸方面直通 1914野辺地着

1920青森方面2010青森着、

1959八戸着(区間快速)

陸奥横浜、プラザホテルむつ下車から、七戸十和田駅へアクセスするバスはありません。

ここまでの内容から 青森から ぐるりんしもきた号を経由して八戸 という観光もできます。

また北海道の函館市から大間まで津軽海峡フェリーが朝夕1本ずつ

函館発0930、大間着1100または大間発1340、函館着1510)が運航されています。

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まとめ

青森 下北半島は車なしでも観光可で、効率よく回ることができる観光バスツアーぐるりんしもきた号」があります。

ぐるりんしもきた号は5~10月の運行で、期間中はすべての観光地で制限ない観光ができます。

5月菜の花が咲き誇る横浜町の菜の花畑6~10月尻屋崎とバス移動等では徒歩移動が必須となる観光地にも直接アクセスでき、体力消耗も最低限とすることができます。

ぐるりんしもきた号に乗って、下北観光を余すことなく堪能していただきたいです。

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