下北半島をバスで観光!ぐるりんしもきた号が寄らないスポットは?

旅(旅行)

車なしで下北半島の主要観光地を観光する方法として、ぐるりんしもきた号をご紹介しましたが、鉄道とバスの車なし観光もできます。

そしてまだ紹介できていない、ぐるりんしもきた号が寄らないスポットがありますので、紹介していきます。

恐山を訪れるなら一緒に訪れたい 恐山冷水

世界で唯一稼働実績を持つ原子炉を展示している むつ科学技術館

気動車の乗車体験ができる 大畑出張所

漁火を眺めて港町を感じられる湯治地 下風呂温泉郷

青森料理店一番評価の漁師飯 魚喰いの大間んぞく

イルカウォッチングができる海中公園 鯛島

これらのスポットに触れていきます。

下北半島へのアクセス

車なし

下北半島へのアクセスは

車なし  …新幹線 八戸駅または七戸十和田駅下車八戸駅   →青い森鉄道 野辺地駅乗換 JR大湊線(直通電車あり)

七戸十和田駅十鉄バス 野辺地線 野辺地駅からJR大湊線   

となります。

車あり

東北自動車道 安代JCTから 八戸自動車道 から百石道路・第二みちのく有料道路等を経て、下北半島縦貫道路 (下図、クリーム色の線が高速道路)

下北半島の観光で、B級観光スポット

下北交通 恐山線沿い

恐山冷水

路線バスで恐山を訪れると、途中の「冷水」で一時下車して冷水を飲むことができます。

不老水として有名で 1杯で10歳、2杯で20歳、3杯で死ぬまで若返るといわれています。

余談ですが、管理人も6年前に飲み、見た目年齢を実年齢より若く言われるようになりました。

現世とあの世の境目はこの「冷水」からといわれています。

アクセス:下北駅からむつバスターミナル 下北交通 恐山線
(恐山に向かう途中でも 冷水にて一時下車サービスあり


下北交通 大畑線沿い

むつ科学技術館

 

日本唯一の原子力船 むつはもともと南部の大湊港を母港としていましたが、稼働反対を押し切り試験をした結果、放射能漏れをおこし、地元住民から相当なバッシングを受けました。

漂流せざるを得ない期間がある等、紆余曲折を経て関根浜で原子炉部分を陸揚げしました。

現在、船体部分は海洋地球研究船「みらい」として使用されています。

そんな悲しい歴史がある むつを 翌年に船をかたどった「むつ科学技術館」が開館しました。

日本ではここでしか見ることができない原子力船の展示に加え、通常の船の展示があります。

管理人は船の知識が多少ありますが、とても操作できそうには思えません。

プラント等の複雑なものがお好きな方はもちろんですが、科学館にあるような展示もありますので、家族連れも楽しめるスポットです。

HP  むつ科学技術館のホームページへようこそ! (jmsfmml.or.jp)営業時間:9時~16時30分 (入館は16時まで) 毎週 月木休

アクセス:下北駅からむつバスターミナル 大畑線 浜関根バス停から徒歩20分

佐井線浜関根口から徒歩35分



下北交通 大畑出張所(大畑駅跡)


2001年3月まではこの大畑駅が本州最北端駅でしたが、大畑線の廃線により廃駅となりました。

大畑線で使用されていて、動態保存されている気動車があります。

毎年4月から11月までの第3日曜日に点検を兼ねて運転会を行っています。

HP大畑線キハ85動態保存会 キハ85形|時刻表にない鉄道データベース (tabiris.com)アクセス:下北駅から下北交通 むつバスターミナル 佐井線、むつ線等 大畑駅



下北交通 佐井線沿い

下風呂温泉郷

下北半島北側を経由し、佐井村ー大間ーむつバスターミナルと結ぶ下北交通 佐井線沿線には、湯治場として名高い下風呂温泉があります。

作家 井上靖が渡鳥の声が聞けると知り、訪れたそうで、「海峡」にも出てきます。

元々共同浴場が2つ「大湯」「新湯」がありましたが、合併して「海峡の湯」となっています。

また、大間までの鉄道が建設途中で頓挫したため、鉄道遺構も残っています。         それらの遺構が整備されて、遊歩道として姿を残しています。

夜は漁に出ている船の漁火(いさりび)が見え、風情ある漁師町の日常が味わえますよ。

HP  青森県下北半島 下風呂温泉 風間浦村 – 下風呂温泉郷 (shimohuro.com)下風呂温泉「海峡の湯」青森県風間浦村 – 下北ゆかい村 (yukaimura.com)

営業時間:海峡の湯→7時~20時30分(4ー10月)、8時~20時30分(11ー3月)

アクセス:大間崎から 下北交通 佐井線で40分「下風呂温泉」降車、徒歩2分

JR下北駅から下北交通 佐井線で1時間15分「下風呂温泉」降車、徒歩2分



魚喰いの大間んぞく

大間には青森で一番評価を得ている飲食店があり、それが「魚喰いの大間んぞく」です。    大間のマグロ漁師さんがやっているお店で、ご自身とご家族で釣り上げたマグロをさばいて提供してくださいます。                                     写真はミックス丼で、生マグロは7月~1月の提供となっています。(9月に訪れました。)

HP :魚喰いの大間んぞく 大間マグロの漁師のお店「大間の旬を食べさまい!」 (fc2.com)営業時間:8時~18時  

アクセス:大間フェリーターミナルからバス10分程3.3キロ、徒歩45分程度

むつバスターミナルから佐井線でバス1時間30分程 大間崎降車

実は大間からは1日朝夕2本(8月10日~19日は1日3本)の津軽海峡フェリー大間航路を使用して、北海道函館市へ抜けることができます。

大間崎から大間フェリーターミナルまではバスで10分程度、徒歩では45分程です。

時刻表「函館~大間」|津軽海峡フェリー株式会社 (tsugarukaikyo.co.jp)



運がよければ動物に会える!自然豊かな観光スポット

脇野沢周辺

鯛島(むつ湾フェリー、JRバス東北線沿い)

鯛のように見えるという理由で名付けられた鯛島は、海流の影響で暖かい海と寒い海の生物が混生していることから、周辺が海中公園に認定されています。

平安初期の征夷大将軍 坂上田村麻呂が蝦夷征伐のために脇野沢に滞在した際、村の娘と悲恋伝説が残っていて、鯛島の海藻はその娘の毛髪であるといわれています。

こちらは観光船「夢の平成号」で上陸することもできます。(7月下旬から10月中旬まで)

陸奥湾では4月下旬〜7月上旬になるとカマイルカが回遊してくるので、「夢の平成号」イルカウォッチングも行っています。(4月末から6月中旬まで)

また期間によって便数が変動しますが、前記事にもあった仏ヶ浦にも行くことができます。(4月中旬から10月中旬)

HP:観光遊覧船『夢の平成号』観光・文化・スポーツ|むつ市 (mutsu.lg.jp)(営業時間含)アクセス:JR大湊駅から連絡バス・JRバス東北 脇野沢庁舎行 フェリー乗場降車(1時間強)

この脇野沢港には、津軽半島東部 蟹田港とを結ぶ「むつ湾フェリー」があり、青森中央部・西部から向かうならこちらを使用するのが便利です。

こちらのむつ湾フェリーもイルカウォッチングができます。

HP:むつ湾フェリー株式会社 (mutsuwan-ferry.jp)ただし、1日2往復(蟹田0920、1400発、1時間ほど)ですので、時間に注意が必要です。

(4月下旬~11月の運行、車の場合は事前予約が必要


※青森市ー脇野沢港ー佐井村をむすぶ「シィライン 高速船ポーラスター」が運航されていましたが、2023年3月末に廃止となっています。

海峡ライン(車が必須、通行止めであることもあり)

サルの北限生息地である脇野沢周辺、通称海峡ラインと呼ばれる国道338号線ではニホンザルを見ることができます。

約50頭のニホンザルが飼われている野猿公苑が道の駅「わきのさわ」に隣接しております。

また、仏ヶ浦を上から見ることができます。

ツーリングにぴったりの起伏にとんだ道のようですね。

交通情報はこちらから(6/19より通行止め解除予定のようです。)

まとめ

下北半島はバスで車なし観光ができます。

下北半島へのアクセスは、根元の野辺地駅へ行くことが前提となります。

新幹線 八戸駅または七戸十和田駅下車にて、八戸駅は青い森鉄道で野辺地駅乗換 JR大湊線(直通電車あり)

七戸十和田駅は十鉄バス野辺地線で野辺地駅からJR大湊線にのって、下北駅へ向かいましょう。

「ぐるりんしもきた号」もよらないスポットとして、下記を紹介しました。

恐山冷水…恐山線
むつ科学技術館…大畑線
大畑出張所…大畑線、佐井線
下風呂温泉郷…佐井線
魚喰いの大間んぞく…佐井線(津軽海峡フェリー)
鯛島…大湊駅より連絡バスまたはJRバス東北 脇野沢庁舎行

自然あふれる下北半島をお楽しみください。

タイトルとURLをコピーしました