能登半島での地震は流体の移動が関係?流体の正体は?
2023年5月5日、石川県能登地方を中心とした地震が発生し、珠洲市では震度6強を記録するなど、活発な活動が続いています。
地面が隆起する地殻変動も観測されていて、地震は震源が10~15キロと非常に浅く、地震波形では「P波」と呼ばれる「初期微動」が計測されていませんでしたので、直下型の地震ということになります。
能登半島の地下深くに沈み込むプレートから、長い時間をかけてしみ出て分離上昇した、流体の流れ込みが原因と考えられます。
発生した場所は能登半島の先端に密集しており、同様の直下型地震がいつ来てもおかしくない状況です。